相場のリスクマネージメントの重要性

相場のリスクとは価格の変動によって起こるリスクや、流動性リスクなどいろいろありますが、要は損失を被るリスクであり、いかに損失を軽微に抑えるかがリスクマネージメントということになります。

具体的な相場でのリスクマネージメントとはロスカットです。

これをうまく出来るかによって、大きな損失を被ることなく、損失を最小限に留め逆に収益チャンスに変えることも可能です。

大損につながるロスカットとはポジションがアゲンストになり、ロスカットレベルに相場が迫ると、当初置いたレベルからさらにアゲンスト方向にオーダーレベルをずら損失を避けようとすることによって発生することが多いと思います。

誰でも損失を確定することは嫌なものです。

だからと言ってロスカットレベルをずらすことは、解決にはつながりません。

ロスカットは次のトレーディングができるように体力を温存するためにあります。

考えがあって決めたロスカットレベルだと思いますので、基本的には変更せずロスカットがついたら、悔しさや焦りによる再エントリーは避けいったん休むことが大事だと思います。

さらに中上級者向けには、ロスカットオーダーに頼らず自らの判断によって、自主的にポジションクローズあるいは倍返しができるようになることが大切です。

倍返しは勇気がいりますが、損失から利益に切り返すチャンスとなりますので、相場に勢いがあるようであれば試してみるのもありです。

b018

今週の見通しについて。

米ドル円は上向きへの変化が出ていますね。

昨年までのような円安トレンドへの転換ということではなくて、短期的にはもうしばらく反発が期待できると思います。

具体的には第一に114円台後半~115円近辺。
せめてそのあたりくらいの水準へ回復することは確率が高いと見ています。

そしてその115円手前あたり水準から上値を抑えるような作用が出やすいのですが、
その上値抑制帯をブレイクできれば、117円台回復も視野に入ってくると思います。

t016

 

東京とニューヨーク市場について

東京とニューヨーク、それぞれのマーケットの特徴は全く異なっています。

それぞれの特徴を知っておくと、トレーディングに結構役立つと思いますのでお話ししておきます。

まず東京ですが、ここはドル/円を中心とした実需のマーケットです。

実需とは基本的には、自動車など輸出企業というドル建て代金を円に換えるドルの売り手と、石油会社など輸入企業という輸入代金をドルで支払うために円からドルに交換するドルの買い手から成り立っています。

なので海外から戻ってきたレベルが高ければ、輸出企業が売り、海外から戻ってきたレベルが低ければ、輸入企業が買ってきます。

上がれば売り、下がれば買いという値幅を狭める方向に相場が動きがちです。

一方ニューヨークは、輸出入という実需取引は基軸通貨であるドル建で行なうのが普通ですので、実需の為替取引は基本的に発生しません。

ニューヨークでの為替取引とは、投機か資本取引ということになります。

投機が中心の相場の時は、上下にあるストップロスを狙って上がればさらに買い、下がればさらに売るということをしますので、値幅を広げる方向に相場が動きがちです。

また資本取引が中心となると、一方向にとめどなく買うなり売るなりしますので、やはり動く値幅が大きくなります。

つまり東京では値幅が狭まる方向に、ニューヨークでは値幅が広がる方向に相場が動く傾向があると見ておくと、それぞれのマーケットに合った対応が出来ると思います。

 

b017

 

今月は米ドル円、ユーロ円、ポンド円がそれぞれ円高予想レートに到達。

円高ターゲットに到達したことで一旦、下げ止まりといった状況です。

世界の株価、為替の全体的な見通しとしましては、長期的には今年また一段と下落する可能性は高いと思っています。

ですが今年はまだ2カ月も経っておらず、短期間でこれほど大幅に下落しましたから株価も為替も、全体的には一旦は反発するのではないかと見ています。

米ドル円はとりあえず114円台後半~115円近辺。

そのあたりに節目があって、そこを超えると第二の反発メドとしては117円あたり。

t015

 

よく耳にするタカ派、ハト派をわかりやすく解説

タカ派とは強硬的な政治信条を持つ人たちのことを言い、ハト派とは強硬手段を用いず穏健に問題を解決しようとする立場の人たちのことを言います。

本来は政治的な用語です。

トレーディングでは特に金利関係では、タカ派は利上げ推進派、ハト派は利上げに対して消極派のことを言います。

よく各国中央銀行が政策金利を決定する時、決定会合において金融政策に対してタカ派とハト派の参加者が妥協せず、最終的な結論を多数決によることも珍くないです。

このような政策決定会合のやりとりは後日、議事録として公表されています。

実際の会合から2ヶ月ぐらい経ってからの議事録公表ではありますが、それでも会合参加者がその時にどのような発言をしたのかは、2ヶ月が経っても貴重なもので公表された時点の特に金利相場に影響を与えます。

為替相場をやっていると金利相場の動きに疎くなりがちですが、金利相場が為替相場に影響することも決して珍しいことではないんですね。

少なくとも、FRB、ECB、日銀がなにを考えているについては、ネットなどで追っておくことが大切です。

それほど詳細まで知る必要はありませんが、各中央銀行のスタンスを掴んでおくと、為替の相場観を持つ上でも、重要ですよ。

 

b016

昨夜本当に、111円ちょうどまで急落しました。

どうにか111円割れは免れましたが、予想しておりました通り暴落時の最安値(111円割れ)に接近しました。

現在112円まで戻っています。

これで円高が終わったかというと、まだ楽観はできません。

昨夜の値動きが一時的な現象で終わったため、今回抱えていた円高エネルギーが放出されたかどうかは微妙で、しっかり111円割れへ向かうシナリオも考えられると思います。

逆にさらに反発に向かう場合、第一に113円近辺、それから第二に114円台後半あたりが上値を抑制する水準になりやすく、以前のような円安水準に戻る期待は持ちにくいのではないかと考えます。

ポンド円も円高予想がズバリ的中しました。

ポンド円についても、ざっと150円~155円の間までの下落をお伝えしてきました。

普通はなかなか信じられませんね。

 

t014

 

サマータイム等時間の切り替えはしっかりと把握しておきたいところです

またしても予想がズバリ的中して、ユーロ円もポンド円も急落しています。

ユーロ円はわずか1週間で本当に、123円へ到達しました。

またしても予想がズバリ的中しました。

ポンド円についても、ユーロ円と同じように急落すると警告してきました。

先週はまだ163~162円台でしたから、信じられないという読者の方も多かったでしょう。

現在は156円なので、この1週間で値幅7円も暴落しています。

問題の米ドル円はあれから反発と反落を繰り返すなどして、現在112円前後の水準です。

今週は、この安値圏で踏ん張ることを期待しており、今のところなんとか踏ん張っているようにも見えますが状況はかなり厳しくなりつつあります。

さらなる下落を示唆するシグナルも一部に出始めています。
目先の下値メドとしましてはまずは、先日瞬間的に記録した今回の最安値でもある111円割れ。

再び、その安値を目指す可能性があります。

そこで止まれば、短期的にはいわゆる二番底を打つような形になることも期待されがちですが中長期的には、そこで止まるとは思えません。

b015

毎年3月半ばに米国が、そして3月後半に英国が夏時間になります。

ロンドンにいた頃は夏時間になると、急に昼間が長くなったように感じがしてとても得をした気がしました。

長くて暗い冬から仕事を終えて帰ってもまだ明るい季節の到来は、本当に開放感があります。

1年で一番日の長い6月の夏至に向けて、昼間はどんどん長くなり夏至の頃には午後10時を過ぎてもまだ明るいんです。

この国のお母さん達はお子さん達に「日が暮れる前には帰ってきなさいよ」とは言えないなと変なところで納得しました。

ロンドンではゴルフは春から夏、そして秋に掛けてのスポーツですがゴルフ大好きの一部の日本人や韓国人のプレーヤーは、真冬でもやっていました。

凍ったグリーンにボールが直接落下すると、コーンという音と共に、ボールは高々とバウンドしたと聞いたことがありました。

いずれにせよ市場の開かれている時間や経済指標の時間も変わってくるので事前に把握しておく事が大切です。

 

t013

ユーロ円やポンド円が予想した通りの展開となっています

予想通り、ユーロ円が急落しています。

ユーロ円については現在もう123円台。

予想通り、ずるずると円高が進んでいます。

先週売りシグナルが点灯してから、1週間弱でもう値幅23円ほど急落しました。

もうそろそろ目標レートとなりますのでしっかり下落することを期待したいです。

さて次に大変なことになっているのがポンド円。

具体的には「ざっと150円~155円の間」とかなり大胆な予測を掲げました。

現在は既に158円台に突入しています。

長期的にはいずれ150円も割れることになると思いますが、目先ももう少し下落するリスクを抱えた状態ではないかと見ています。

 

 

個人投資家や法人企業といったお客様を、エンドカスタマーと呼びます。

それに対して、FX業者やインターバンクディーラーという存在があります。

彼らはエンドカスタマーとマーケットをつなぐ役目を果たしています。

それをより具体的に話しますと、次のようになります。

エンドカスタマーは、プライスをFX業者なりインターバンクディーラーにネットや電話を通じて求め、満足のいくプライスであれば取引は成立します。

エンドカスタマーにとっては、これにより取引は完了しますが、X業者やインターバンクディーラーは、お客様との取引によって生じたポジションが相場変動リスクにさらされていますのでこれを速やかに手仕舞う必要があります。

このお客様との取引によって生じたポジションを、電子ブローキングを通じたり他の銀行にプライスを求めたりして、解消する取引をカバー取引と言います。

お客様からパスされたポジションをどううまくこなすかが、FX業者やインターバンクディーラーの腕の見せ所です。

特に現在、個人取引には基本的に手数料がありませんので、このカバー取引のうまいヘタでその会社の業績にも大きく影響しますので真剣です。

t012

相場の本質とはフロー

相場の本質を突き詰めて行くとフロー(流れ)なのではないかと思います。

実際のフローがないのに、精神論的に上げだ下げだと言っても気合で短期間に相場が動くことはありますが、長続きはせず無理に売ったり買ったりしたことによる反動のほうが大きくなるものです。

つまり気合だけの相場は、レンジ相場になることが多いと言えます。

それに対してとうとうと流れる大河のように、フローが一方向へ流れていくとトレンド相場となっていきます。

この大河のような流れは投資家による資金移動の一貫であり、投資妙味のある国・地域へ資金が向かうことによっても生じます。

またそれ以上に今資金を置いている国・地域になんらかのリスクが生じて、資金をそのリスクから逃避させようとするために生じることのほうが多いと言えます。

リスクの規模や内容によっては、この一方向のフローがたとえば2001年9月11日の米同時多発テロをきっかけに7~8年にも及んだことも過去にはあります。

なので今の相場を動かしているフローが、短期的な気合の相場によるものかあるいは実際に長期にわたる一方向の相場になる可能性があるのかを、見極めることが大事です。

その時点での相場の構造を把握することにより、レンジ相場ならレンジ相場に対応した守りのトレーディングスタイルに。

トレンド相場であればトレンド相場に対応した攻めのトレーディングスタイルに柔軟に切り替えていくことが大切です。

b012

今週の見通しですがメインシナリオは、この保ち合いが継続。

つまり、先々週の安値を割れない程度に踏ん張ることが期待されます。

先日の安値を割れない限りは、特に問題はないのですが世界の諸々のリスクを反映して、先日の安値圏を完全に割り込む展開になった場合。

今年度中に105円台へ到達するというリスクシナリオが浮上します。

どちらかというと、保ち合い継続の確率が高いと見ていますが、万が一のリスクシナリオも一応頭に入れておきたいといった状況だと思います。

先週はユーロ円について急落リスクを警告してきました。

予想通り先週はどんどん年初来安値を更新して、125円台まで下がってきました。

今週以降の短期的な見通しとしましては、EUR/USD相場は最大1.09台突入する可能性があり、ユーロ円は引き続き123円~121円前後へ下落する余地があるのではないかと考えます。

t011

 

予想通りユーロ円の下落が目立ってきましたね

予想通り米ドル円は円高目標到達後の保ち合いに入っていますが、ユーロ円の下落が目立っています。

米ドル円については終値ベースでは先週後半に3日連続で113円~112円台を記録して、ひとまず底打ちと判断。

今週は目標到達後の、典型的な保ち合い局面に入っています。

米ドル円のチャート上に目立った上値抑制帯がないため、116円~117円近くまで反発が伸びるかと期待していたのですが、今週これまでの反発は114円台後半が限界でした。

長期的に今年これからもっと円高になると予想していますが、もしかすると予想以上に円高圧力が強いのかもしれません。

米ドル円がひとまず下げ止まった一方ユーロ円については、今週は連日厳しい状況であると警告してきました。

理由としてはユーロ円のチャート分析において下落シグナルが新たに点灯していたためです。

現在年初来安値を下回って、125円台に突入しています。

目先は123円~121円前後へ下落して、120円の大台を割れないまでもいよいよ120円割れが意識されるような状況になってくるのではないかと考えます。

長期的には年内に120円を割れてユーロ安・円高が進む可能性が高いと見ています。

 

b011

 

ストイックとは自己抑制的なことを言いますが、トレーディングにはストイックさが必要だと思っています。

トレーディング初心者の方は、かなり慎重です。

ですがある程度慣れてくると儲かれば有頂天になって調子づき、損すれば落ち込むいわゆる一喜一憂の状態になりがちです。

儲けられるようになった自分に自信を持つことは確かに大事なことです。

損した悔しさをあらわにする気持ちも、分からないではありません。

でも勝った負けたで感情のままに振れることは、トレーダーとして成長していく上では決して良いことではないと思っています。

私の好きな言葉で「投機をなすもの、楽悲を戒む」という言葉があります。

つまりトレーディングは、感情に振らされないストイックさが必要だということです。

儲かっても自信過剰にもならないかわりに損をしても極度に落ち込まない。

ただ淡々とトレーディングを続けられるようになることが、トレーダーとして成長していくためには必要なことだと思います。

それは確かに言うは簡単で行なうのは難しいです。

なので意識してメンタル・コントロールをすることが、結局自分のためになると思います。

t010

戻り売り、押し目買いは良いの?悪いの?

b010
戻り売り、押し目買いは私はあまりお勧めしてませんね。

どうしてかと言うと「相場の天底は人智では推し量れないもの」だからです。

結局どこが天井でどこが底なのかは誰にもわからないからです。

戻り売りをするレベルや、押し目買いをするレベルを、チャートのポイントなりで決めているにしてもそのレベルは結局、自分で決めてる水準に過ぎないので。

戻り売り、押し目買いをする心理はいずれ相場は戻ってくるものだということではないかと思います。

確かにある値幅の中で上下するレンジ相場であれば、それはありえることだと思いますがしかし、トレンド相場では一方向に進みだしたら止まりません。

たとえ戻ってくるにしても半年とか、年単位になることも十分ありえます。

そして、心理的にいつか戻ってくると思っているため損切れず、大きな損失を被ることになりかねません。

それでも、戻り売り、押し目買いをどうしてもやりたいとお思いでしたら相場がレンジ相場であることを前提にするのが良いかと思います。

いろいろなポイントの中でも現状の水準から一番離れていて、つくかつかないか微妙なぐらいのところにオーダーを出すのが賢明ですね。

本来戻り売り、押し目買いはたまたまついてラッキーと思うぐらいが良いのではないかと考えています。

それよりも一番儲かる相場は、トレンド相場での順張りだと個人的には思っています。

t009

今週はターゲット到達後の反発と保ち合いに入っており、現在も114円前後の水準ですね。

完全に円高エネルギーが放出されたことにより、今週は先週とは一転して円高圧力が消えておりそのため反発したり、保ち合ったりのターゲット到達後の典型的な値動きとなっています。

本日以降、反発が続くとすれば116円~117円近くくらいまでなら反発が伸びる余地があるのではないかと見ています。

為替相場全体が安定を取り戻して「ドル高」の流れが生じると、逆に厳しくなりがちなのがユーロ。

ドル高でドルを買う際に、もっとも売られる主要通貨がユーロだからです。

年初来安値圏(およそ127円を中心とした水準)からさらに下抜ける兆候も一部に出始めていることがちょっと気になります。

ただ極端に大きなユーロ安リスクがあるということではなく、崩れた場合も123~121円前後あたりでは止まりやすいと見ています。

9勝1敗でも負けるとき

細かく丁寧に利益を積み上げながらの9勝の儲けを、1敗の負けで吹き飛ばしてしまうことがあります。

普段であればさらりと利益確定できたことが、1つのトレードに固執したことが命取りとなるということです。

固執してしまった原因は結構たわいもないことが多く、たとえば今の儲けが49万円であと1万円で、きりのいい50万円の儲けになるという状況だとします。

そうするとあと1万円で50万円じゃないかと、相場を軽く考えてしまいます。

すでに49万円を儲けているので気も大きくなっています。

こうした心理状態で、あと1万円の儲けを狙うことは非常に危険で、気がつくと49万円あった儲けはいつの間にか半分になっていたり、更にhすべて飛ばしてしまうことすらあります。

相場をなめてかかってはいけません。

あとたった1万円でも、49万円を稼ぐのと同じ気力が必要です。

それはゴルフでいうドライバーで長打を打つのも、パターでホールに沈めるのも一打は一打ということと同じことだと思います。

結果はそう簡単には舞い込んではきません。

 

b009

そして本日以降の見通しですが、基本的には目標到達後の典型的な動きが生じているとの見方になります。

目標に到達した後は、反発したり保ち合ったりそれまでの急激な動きがひとまず止まって、方向感の乏しい展開になりやすくなります。

今週はまさにその通りの展開に入っていると言ってよいでしょう。

もしかすると今回の反発がもう少し拡大する余地はあると考えられますが、最大で116円~117円前後くらいへ反発する可能性はあるのではないかと見ています。

現在は114円台を割り込んで113円台へと突入しています。

ユーロ円も反発力が弱く重たい状況です。

現在127円台を割り込んで、年初来安値付近で推移しています。

現状まだ年初来安値を下回っていないものの、下方に崩れようかという兆候も出始めておりこのまま崩れるような展開になりますと、短期間で123円~121円前後へ進む可能性があります。

120円台の大台は割れないものの、120円割れが意識され始めるような状況になるのではないかと見ています。

ただ長期的にはいずれ割り込むと見ています。

t008

そして本日以降の見通しですが、基本的には目標到達後の典型的な動きが生じているとの見方になります。

目標に到達した後は、反発したり保ち合ったりそれまでの急激な動きがひとまず止まって、方向感の乏しい展開になりやすくなります。

今週はまさにその通りの展開に入っていると言ってよいでしょう。

もしかすると今回の反発がもう少し拡大する余地はあると考えられますが、最大で116円~117円前後くらいへ反発する可能性はあるのではないかと見ています。

現在は114円台を割り込んで113円台へと突入しています。

ユーロ円も反発力が弱く重たい状況です。

現在127円台を割り込んで、年初来安値付近で推移しています。

現状まだ年初来安値を下回っていないものの、下方に崩れようかという兆候も出始めておりこのまま崩れるような展開になりますと、短期間で123円~121円前後へ進む可能性があります。

120円台の大台は割れないものの、120円割れが意識され始めるような状況になるのではないかと見ています。

ただ長期的にはいずれ割り込むと見ています。

 

たられば相場とはいったい何?

b008

今月始めに抱えていた大きな相場エネルギー(円高エネルギー)が目標に到達してすっかり吐き出されたことにより、今朝はもう114円台まで戻ってきました。

今回の円安への戻りが、どれくらいまで続くかというと、最大で117円前後まではあり得るのではないかと考えます。

米ドル円の反発に応じて、EUR/USD相場も米ドル高に少し反転しています。

現在は1.11台です。

現在の水準を下回りますと、今月のEUR/USD相場急騰の流れが一旦仕切り直しの形になってしまいます。

そうなりますと、今回の大きな上昇の流れが完全に終了するとは言わないまでも、具体的には1.10の大台を割れるくらいまで戻る可能性が出てくるので注意しましょ

 

t007

 

たられば相場とは言い方を変えれば、思わせぶりな相場とも言えると思います。

相場には、絶対に思惑が当たるということはありません。

ただ、思惑が当たる確率が高い相場、つまりトレンド相場のような場合と、気を持たせるだけ持たせておいて、肩透かしを食うことが多い、レンジ相場のような相場があります。

レンジ相場については昨日の記事で心得をお伝えしました。

たられば相場は、この肩透かしを食うレンジ相場でよくあります。

たとえばある水準が超えたら買いとか、ある水準をより下がれば売りといったレンジブレイクをレンジ相場でしようとすると、ある水準を超えても上がらず反落、ある水準より下げても反発ということになりがちです。

それはマーケットにモメンタムがなく、レンジをブレイクしさらに進行するだけの力がないためです。

そんな相場に対して、期待感を持って「たられば」で付き合うと大変なコストを払うことになることがあります。

なので相場に対するスタンスも一定ではなく、トレンド相場であれば攻めで、レンジ相場であれば守りでというように、場面場面に応じてスタンスをスイッチすることが必要になります。

また、どんな相場にもフル出場する必要はなく、自分が得意とする地合に絞って出場する要領の良さが相場で生き残るコツですね。