トレーダーにとってのファンダメンタルズ分析

テクニカル分析はファンダメンタルズ分析よりとっつきが良くまたわかりやすいことから、一般に普及していますが、相場を総合的に分析する上では、やはりファンダメンタルズ分析からのアプローチも重要です。

一般的なファンダメンタルズ分析は、発表される対象国の経済指標から、その国の景気動向や雇用情勢、物価の状況、あるいは金融政策や政治状況を分析することで、対象国通貨が今後どのように推移するかを予測することです。

こう聞けば確かに、ファンダメンタルズ分析に面倒で難解な印象受けることと思います。

しかし、上記のファンダメンタルズ分析のアプローチの仕方は、エコノミストとしての分析法であって、トレーディングによって利益を追求するトレーダーにとしての分析法とは違います。

トレーダーにとってのファンダメンタルズ分析は、各種経済指標や金融政策の発表などに向けて、事前にマーケットがどのような結果を求めていて、そのためにその時点でどのようなポジションをマーケットの大勢が持っているかということを推測することが重要です。

発表された経済指標や金融政策の内容を分析することよりも、米雇用統計の非農業部門就業者数の予想値と実際値の違いはどれぐらいあって、それはマーケットの大勢の期待に応えるものだったのかあるいはマーケットを失望させるものだったのかを判断し、売るか買うか様子見するかを決定します。

またその国の中央銀行の金融政策決定会合において、金融政策を変更したか据置いたかという決定を確認することで、マーケットがどのような反応をするかを予測し、売るか買うか様子見するかを決定します。

つまり、経済指標等の発表によって、マーケットの大勢が、どのような行動に出るかを事前に予測し利益につなげることが、トレーダーにとってのファンダメンタルズ分析です。

知的推理ゲームと思えばなかなかおもしろいものですし、テクニカル分析によって予測される相場見通しをファンダメンタルズ分析によって補強することも出来ます。

ファンダメンタルズ分析への取っ掛かりは、新聞やネットでなにがマーケットで話題になっているのかを知ることから始めることをお勧めします。

次の段階で経済指標の予想に対して結果がどうあってそれに対して、マーケットがどのように反応したかをチェックする習慣をつけ、自分なりにマーケットの反応を予測し実際にトレーディングしてみることです。

b031

米ドル円の昨日の値動きも、最近の相場を象徴しています。

昨日の高値は114.0円あたり。
安値は112.6円あたりでした。

米ドル円の非常に重要なポイントとして、上方向は114.0円近辺。

下方向は112円台半ば、と連日言い続けていますが昨日は1日のうちに、その両方の重要ポイントにトライしに行って、いずれも跳ね返されたというわけです。

本日以降も見通しは変わりません。
今回のレンジ相場はもう1カ月ほど続いており、ブレイクする時期は徐々に近づいていると言ってよいでしょう。
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t028
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ステレオタイプが厳禁な理由

相場を考える上で、ステレオタイプに陥らないようにすることが大切です。

例としては、大手格付け会社による国債の格付け引き下げに対する反応が上げられます。

EU諸国のように発行された国債の大口の買い手を、外国人投資家に頼っている場合、国債の格下げは確かに外国人投資家の資金引き上げを呼びますので、その国から他の国に資金の移動が起こり為替が発生します。

一方日本国債のように、国債の買い手が、世界的には特異ではありますが国内の投資家が大半である場合は、国債が格下げになっても円売りにはほとんどなりません。

しかし海外ファンド筋のような投機筋は、このEU諸国の場合と日本の場合とを、一緒くたにして考え国債の格下げイコールその国の通貨売りと見ているところがあります。

それが理由となり日本国債の買い手の大方が国内投資家であるにも関わらず、国債の格付けが引き下げられると、円売りで仕掛けてきます。

ただこの円売りによって、円ショートのポジションが膨らむことになります。

そして円安が進まなくなり円高になってくると、たまらず海外勢は損切り的な円買いによって円ショートポジションを手仕舞ってくることになります。

この国債の格下げの例のように国・地域によりそれぞれの事情は異なりますので、ステレオタイプで見ないように心掛けることが大切です。

b030

米ドル円は114円台に乗りかけた場面がありましたが、強力に上値を抑えつけられて現在113円台後半の水準です。

上方の重要ポイントは114.0円近辺。

今月は何度も114円の水準を超えようとトライしながらも、結局終値ベースでは114円台に乗り切れない展開を繰り返しています。

しっかり乗ることができれば、もう一段の円安方向への反発加速の可能性が高まります。

しかしあまりにも上値を抑えつけられる状況が続きますと、力尽きるような形となって下方へだらりと反落する可能性が高まります。

その場合注目すべきポイントは112円台半ば。

まだだいぶ距離がありますが本日以降反落した場合は、112円台半ばが強力なサポート水準となり、そのサポート帯を維持するか割れるかが非常に意識されます。

本日は日銀会合があり、その後の発表が注目されていて、現状維持でしたが失望売りによって米ドル円は約1円程急落しました。

多くの専門家は、この先数カ月以内に追加緩和策が発表されるだろうと予想しています。
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t027
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マーケットでは少数派でなくてはいけません

恐る恐る相場について行く時は、うまく波に乗れることが多いように思います。

なぜかと考えてみますと恐る恐るの相場とは、まだ不確実な要素が多いためあまり多くのマーケット参加者が同じ方向のポジションを張ってこないためではないかと思われます。

大勢派の動きに先んじて動いたことによる先行者利益を得られやすいということなのだと。

それに対してマーケットの大勢が確信を抱いてきた相場は、多くのマーケット参加者が同じ方向に集中してポジションを張るために、短期間に売り過ぎ買い過ぎになり、相場が思うように動かなくなり、むしろ反転してしまうことが多いと言えます。

見方の多数派になることは相場の世界では、決して良いことではなく少数派であることがチャンスを掴む秘訣です。

相場を他より先んじて張る、あるいはマーケットの大勢意見となったら潮時と手仕舞いに入ることが、スマートでクレバーなトレーディングスタイルだと思います。

そのためマーケットの多数派は、今どういう考え方をしていてどういうポジションを持っているか、常に探っておくことが大切です。

そういう意味から、新聞やネットでの複数の専門家による予想レンジを知るなり、シカゴIMMポジションを見るなりすると、マーケットのすべてが分かるわけではありませんがある程度、大勢の見方が分かり参考にと思います。

Buy Hold And Sell Signpost Represents Stocks Strategy
Buy Hold And Sell Signpost Represents Stocks Strategy

米ドル円相場は微妙な情勢が続いています。

上に動こうか下に動こうか、相場が行き先を迷っているような状況と言えます。

まず長期的な見通しとしましては、年始から重要と考えていたサポート帯を完全に割り込みました。

そのため長期トレンドが去年までの「円安」から「円高」に転換してしまった可能性が高く、その場合すぐに終わることは考えにくく、今年これから長期的には、さらに円高が進行することをメインシナリオとして想定しています。

しかし2月の円高がかなり大幅かつ急速なものだったため、3月もまた大幅に円高になるというよりは短期的には、もう少し反発する可能性も考えられます。

このあたりの状況について、冒頭のように「相場が迷っている」と表現させていただきました。

上方向は、114.0円近辺。
もしも今週114.0円近辺を明確にブレイクすることができれば、118円台へ向かって、円安へ戻る流れが続くと見ています。

逆にその抵抗帯で抑えつけられて、112円台半ばに位置している下値サポート帯を割り込むような展開になってしまった場合、先月の安値も突き抜けて一気に110円を割れるほどの円高局面が来ることになります。

いずれにしても大きな為替変動が想定されますので、柔軟な対応ができるように準備をしておきたいです。

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t026
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ダマシのこうして見分ける事が出来る

相場の世界ではフェイク(fake)とも呼んでいます。

たとえばタイトなレンジ相場が上に抜けて、レンジが上にブレイクアウトしたと思いその流れにのって買ったところが、実はダマシで相場は再びレンジ内に引きずり戻され投げさせられるということがあります。

こうしたダマシが起きる原因は、相場自体がレンジブレイクするほどには十分にエネルギーがたまっていないことから起きると見ています。

相場の方向性は結構多くの方が正しく見ていますが、エネルギーがたまりそして動くタイミングが到来しているかを判断するのは、結構難しくこのタイミングを読み違えることで、損失を被ることはよくあります。

一般的には動くタイミングは、自分が思っているのよりも遅いこと多いです。

そして投げさせられた後に、皮肉にも当初考えていた方向に相場が動き出すことは珍しくないです。

そうした動くタイミングを見出す上でボリンジャーバンド5日間(期間5、偏差2)が完全ではありませんが、そこそこ役に立ちます。

上下のバンドがギュッと収斂してきて平行になると動くタイミングが近づいていることを、結構な確率で示します。

特に前日に、寄り付きと引け値が接近していて上下にひげを出す、いわゆる寄せ線が出るとさらに動く確率が高くなります。

バンドが収斂しきれていないのに、レンジブレイクしようとするダマシに遭いやすいこともわかります。

私もかれこれ20年以上、ボリンジャーバンド5日間を見ていますが、動くタイミングを知る上で、結構役に立ちますので良かった見てください。
b028

米ドル円相場も昨日114円を超える場面が一時的にありました。

ですが先週金曜日の雇用統計後になんとなく似ていて、先週から申し上げております上値の重要ポイント114.0円近辺の壁を終値ベースで完全に超えることができません。

このように何度も上値抵抗帯に押し返されますと、相場が力尽きたような状態になって下方に進むリスクが高まります。

本日以降上値の注目ポイントは引き続き114.0円前後。

そして下値の注目ポイントは112円台半ばの水準。

どちらかのポイントを明確にブレイクすれば、その方向への流れが加速する可能性が高そうです。

もっともそれまでは、レンジ内の動きを想定した戦術も考えられますがその場合、逆方向のポイントをブレイクした時にしっかりロスカットすることが大事になります。

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t025
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ロングウィークエンドの前に注意しておくこと

米ドル円相場は現在113円台。

円高リスクが高まりつつあるなか、なんとか踏ん張っています。

今週の米ドル円の下値サポート帯として近いところで113円台半ば、重要なのは112円台半ばを意識してきました。

昨日は重要なサポート帯の112円台半ば近辺での攻防が見られ、結果的にはその水準はかなり強力だったようで、しっかり下支えされて113円台まで戻ってきました。

ですがまだ重要な局面が続いているとの認識です。

現在の米ドル円相場はおよそ112円台~114円を中心として、小刻みに上下動を繰り返すレンジ相場となっています。

今週も引き続き上方向は114円台の水準が重要で、ブレイクすることができれば一気に117円台~118円台へと円安が加速する可能性が高まります。

一方で下方の重視すべきポイントは引き続き112円台半ば。

その水準に接近して、さらに下抜けるような展開が万が一生じますと110円の大台もあっさり割り込んで、108円そして107円へと大幅に円高が加速する可能性が高まります。

いずれにしましても、そろそろ大きく動き出すシナリオが考えられ、実戦では柔軟に対応したいところではないかと思います。

b026

ロングウィークエンドとは、土日に加えて金曜か月曜が祝日となって三連休となることを言います。

今月ですと19日から21日がロングウィークエンドにあたります。

ロングウィークエンドに入る前は新規にポジションを建てるよりも、三連休中のリスクを回避することが優先され、既に持っているポジションを手仕舞う、いわゆるポジション調整になる場合が多いと見ておくべきでしょう。

特にニューヨークがロングウィークエンドになる場合に、ポジション調整が大きく入りやすい傾向があります。

しかもポジション調整は、三連休前日の金曜というよりむしろ前々日の木曜に入る場合が多く見受けられます。

ロングウィークエンド直前の金曜では、ポジションを完全に解消できるのか落ち着かないためではないかと思われます。

なので相場を見る上では、次のロングウィークエンドはいつなのかを、事前に確認しておくことが必要です。

ロングウィークエンドのみならず、英米勢の上期期初(12月末~1月)、中間期末(6月)、下期期初(9月)、本決算(11~12月)などマーケットの年間スケジュールを前もって知っておくと、期初は新規にポジションをとりやすく期末は既存のポジションを手仕舞いやすいといった行動パターンを知る上で非常に大事です。

年間スケジュールは事前に把握することが出来るので、知らないで虚をつかれて損失を出すことはもったいないです。

ネットでも、大方の主要国の年間スケジュールや祝日は、簡単に分かりますので、定期的なチェックを怠らないようにしましょう。
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t024
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効率性を重視したトレーディング

個人的にはトレーディングに四六時中関わらなくても良いと思っています。

ただ1日24時間の中でも、自分の得意な時間帯やマーケットセンター、相性の良い通貨ペアを見出すことは大切です。

時間帯、マーケットセンター、通貨ペアを絞り込めれば、効率良く収益を上げることも可能だと思います。

大きく設けるには月間でも大きなチャンスは2度あると考えています。

その月に2回のビッグチャンスに乗るためにも、四六時中マーケットに関わることで神経が散漫になるので、その時を待てるようになることが大事です。

そうした絞込みをすると実際にトレーディングしている時間はそれほど長くなく、言い換えれば、集中してトレーディングすることで効率が上がると見ています。

逆にアゲンストのポジションを持って、徹夜をするということは非常に効率が悪いことになります。

フェーバーなポジションは、利食えてラッキーとどんどん利食う一方、アゲンストのポジションもダメだと思ったらどんどん止めていき、いったんポジションスクエアにして、頭を冷やすことは、自らを守りながら収益チャンスを広げることになると思います。
b025

為替相場は重要な局面に差し掛かっています。

現在米ドル円は113円を割れています。

そして今週の具体的な下値サポート帯として重要なのは112円台半ばと書いてきました。

この場合具体的には先月の暴落時と同じ水準、111円台へ向かって円高が進む可能性があります。

もしかしたら一時的なもので、大きな流れとしては重要なサポート帯である112円台半ばをキープする形になるかもしれず、そうであれば深刻な円高は回避される可能性があります。

本日以降、重要なサポート帯を完全に割り込むような展開になりますと「黄色信号」から「赤信号」へと変わります。

その場合少なくとも108円台という、大きな円高ターゲットが浮上します。

さらに言えば、今月中にその大きな長期ターゲットの105円に接近する可能性すら出てくると考えます。

2月の暴落後の反発が終わってまた下落局面に転じようとしている可能性があり、注意したいです。

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t023
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求められる瞬時で的確な判断

過去お目にかかった著名ディーラーと呼ばれる方々に、共通して言えることは自分の相場観に固執しないということです。

「この相場上げだ」と断言していたかと思うと、その舌の根も乾かぬうちに売りに回るなど日常茶飯事です。

信じてついていくと彼の相場観の転換に置いてきぼりを食うことも、よくあります。

相場観に固執しないということは、これぐらいのスピード感を持って相場を見ているということです。

トレーディングの経験が浅いと、見方を変えることが良いことか悪いことか即断する思い切りがまだ身についておらずどうしても決断が遅れがちです。

結果相場の波に乗り遅れることになりますし、下手をすると大きな損失につながることにもなりかねません。

なのでトレーディングには、瞬時で的確な判断が要求されます。
b024

週明け昨日の米ドル円相場も、なんとなく重たい雰囲気で現在113円を挟んだ水準です。

米ドル円相場は2月の暴落がひとまず終息して、短期的には反発トレンドに入っています先週金曜日の雇用統計では、雇用の増加が確認できたにもかかわらず米ドル買いの広がりは乏しく終値で114円を回復することもできず、米ドル円相場の弱さを感じさせるものでした。

米ドル円の下値サポート帯として、重要なのは112円台半ばですが現在まさにその一番近いサポート帯に接近しています。

もしもこのサポート帯を完全に割り込みますと、再び2月の安値圏である111円台へ突入する可能性が高まります。

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短期のトレンド継続・転換の確認法を解説します

5日移動平均線は短期的な強いサポートになったり、強いレジスタンスになったり、あるいは相場の転換を示唆したりしてかなり役に立ちます。

たとえば短期のサポートでは、実勢値が上がれば上がるほど5日移動平均線は鋭角的に上昇してきますので、一時的な押しがあっても5日移動平均線の水準で跳ね返します。

短期のレジスタンスでは実勢値が下がれば下がるほど、5日移動平均線が鋭角的に下がってきますので、一時的な反発があっても5日移動平均線の水準で下に押し返します。

場合によっては5日移動平均線を、一時的に通り過ぎてしまうこともありますが、この平均線が依然鋭角的であれば、元に戻ってくることが多く見られます。

要はサポートにしてもレジスタンスにしても、5日移動平均線が鋭角的に推移している間は短期トレンドをしっかりと守ってくれる場合が多いと言えます。

ただ5日移動平均線が実勢値に接近してきて、しかも実勢値がトレンド方向に進みにくくなって停滞すると、短期トレンドを守り切れなくなります。

特に5日移動平均線が横ばいになると、今までのトレンドが終わり相場が転換する可能性が高まります。

ニューヨーククローズあるいは東京オープンの水準が、それまで上昇トレンドできたのなら5日移動平均線を下回るか、それまで下降トレンドできたのなら5日移動平均線を上回るかで、相場転換の可能性が確認されます。

こうなるとあれほど堅かった下値を、またあれほど重たかった上値を、スーッと抜けていきますので、十分警戒しておくことが大切です。

b023
アメリカ雇用統計発表直後の為替相場の動きについてですが、雇用者数(非農業部門)は、事前予測プラス19万人に対して、実際の結果はプラス24万人。

数値を見て判断するのであればこの予想以上に良い結果を受けて、ガッと盛り上がって米ドル買い(円売り)が進むはずですが、思ったほど米ドル買いが進まなかったという印象を受けました。

雇用統計発表直後の高値は、114円20銭台に乗るのが精いっぱいでした。

本来ならここで114円台後半~115円近くまで急騰してもいい場面だと思うのですが、雇用統計が良かった割には肩透かしをくらうような米ドル円の弱々しさを私は感じました。

雇用者数は増えたけども、平均賃金が伸びていなかったのが悪かったとの解釈もなされていますがいずれにせよ、米ドル円相場の予想外の弱々しさが気になると言えば気になります。

ただチャート分析の観点では、短期的な反発(円安)トレンドは特に変わっておらず、継続中との判断になります。

今週の焦点はやはり114.0円前後の水準。

何度か指摘していますが、その水準が重要な節目になっており、今週も上値を抑える作用があると考えられます。

その節目をしっかりブレイクすれば、とりあえず115円台半ばあたりへ、最大で117円~118円台へと米ドル高が加速する可能性が高まると考えます。

一方今週も114.0円前後の水準に上値を抑えつけられますと、いわゆる攻め疲れのような形となってずるずると後退するリスクが高まると考えます。

少し反落する程度ならば全然問題ないのですが、下値サポート帯として近いところで113円台半ば、重要なのは112円台半ば。

この水準もずるずると下抜けるような展開になりますと、また一段と円高が進むシナリオが浮上します。

いずれにしましても、今週はちょっと重要な分岐点に差し掛かっているとの認識です。

t021

経済指標をどう解釈するかが重要

経済指標は、毎日のように発表されています。

本日も米国の雇用統計があり大変注目が集まります。

ユーロ圏や中国あるいは豪州のような指標にも反応する場面も増えましたが、それでもやはり米経済指標に今のところ最も反応していると言えます。

しかし、米国の指標だからと言って出る指標、出る指標それぞれに素直に反応するばかりではなく、マーケット自体の状況に応じて反応はいろいろです。

その時点でのマーケットのセンチメント、つまり上げるか下げるかの期待感やそしてポジション状況に応じて、反応が違ってきます。

マーケットセンチメントがブルだと、上昇期待が強く決して強くない指標が出たとしても、それでも買ってくることもありますし、たとえ強い結果だったとしても既にポジションがロングになっている場合は、上がりきれません。

特に上昇期待からロングのポジションが溜まっている時の予想外の悪い結果には、パニック的な失望売りとなります。

経済指標を解釈するには数値を鵜呑みするのではなく、発表前にマーケットがどういう結果が出ることを期待し、またどういう結果が出ると失望するか、またその時点のマーケットポジションがどうなっているのかを読んでおくことが大事になります。

それがエコノミストではなく、トレーダーとしての経済指標の読み方だと思います。

b022

 

米ドル円については反発基調は継続中と考えてよいと思いますが、今週の目標レートである114円台後半には、本当にあともう一歩のところで重たくなっています。

このところの値動きにより、114.0円近辺にまた新たな節目が形成されつつあります。

そのため、もともとのターゲット114円台後半にしっかり到達するかどうかといったことよりも、むしろ114.0円近辺の節目をブレイクできるかどうかのほうが重要になりつつあります。

今夜はアメリカでは重要な経済指標である雇用統計が発表されます。

短期的な乱高下はともかく、しっかり114円台に乗ってくれば114円台後半~115円近くはもちろん、第二に115円台半ば、そして最大117円~118円台へと今回の反発局面が一段と加速する期待が高まると考えます。

逆に114円台に乗り切れずに、反落に向かうようですと注意すべき水準は112円台半ば。

今夜もしくは来週以降、その水準を割り込むような展開になりますと今回の反発局面は早々と終了して、今年の大きな円高トレンドの波にのまれる形で、短期的にもまた一段と円高に向かう可能性が高まりかねないと考えます。

いずれにしましても重要な局面に差し掛かっているとの認識です。

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待つ勇気は非常に大切なこと

「相場を張る」ということは、一般的に売りなり買いなりのポジションを持つということです。

大事なことは、「いつ相場を張るか」というタイミングです。

正しい相場の方向性については、多くの方が当てていてその点は自信を持たれて良いかと思いますが、問題は相場へのエントリーのタイミングが、特に早すぎる場合が多いということです。

相場はこうなるという強いフィーリングを感じ、たまらず相場に飛びこんでしまうことがよくあるということです。

しかし同じように思って同じ時期に相場に飛び込む人は決して少なくなく、そのため、マーケットが短期間に売り過ぎあるいは買い過ぎになってしまいがちです。

それで相場は思いのほかアゲンストになり、やむなくポジションを切った後、もともと思っていた方向に相場が動き出し「やっぱり思っていたとおりだったのに」となることは珍しくありません。

これは本当の相場のエントリーのタイミングよりも早く相場に入ってしまっていることを示しています。

本当のタイミングより早く入るほうが、遅く入るよりも圧倒的に多いとも言えます。

なので相場が動く本当のタイミングを掴むことが大事です。

トレンド性のある相場になる時に良く見られるのは、日足などの値幅が収束してきたり、いろいろな移動平均線が収斂してきた時が多く、こうしたところを見逃さないことが大事です。

付け加えますと値幅が収束し、寄り付きと引け値がほぼ同じ水準で上下にヒゲが出る、いわゆる寄線が前日の日足に出現した時は要注意です。

要ははやる気持ちとは裏腹に、動くタイミングは遅れ気味にやってきますので、待つ勇気を持つことが重要になります。

b021

米ドル円相場は昨夜114円50銭を超えて上昇する場面がありました。

ただ、115円までは届かずに反落。

現在は114円を挟んだ水準です。

昨夜たしかに、予測していたそのゾーンに侵入しましたが、昨夜の高値は114.5円台でしたのであともう少し伸びていれば、しっかりターゲットに到達したと判断できるのですが厳密にいえば、予想していた水準まで20銭ほど伸びが足りなかった印象です。

今週想定していたよりも反発力が弱々しいのですが、短期的なトレンドが変わったわけではないので、現時点では再度もともとの目先のターゲット114円台後半には、しっかり到達する余地が残されているのではないかと考えます。

細かいポイントを申し上げれば、上方は今週のターゲット114円台後半の手前の114円近辺にもちょっとした節目が形成されつつあり、本日以降その節目をしっかりブレイクできれば、ターゲット到達後に、115円台半ばが第二の目処になり、さらに最大で117円~118円台へと大きく回復するシナリオも浮上すると見ています。

逆に注意すべき下方の水準は、従来112円台が下支え水準と申し上げてきましたが、
若干目線を引き上げ112円台半ばを意識して、その水準を割れると今回の反発を狙った買いは撤退し、やや大きく下落するシナリオを意識する必要が出てくると考えます。

t019