早速予想通りの展開となっております

米ドル円についても今週は、円安局面に入っていると判断。

しかしながら、月曜日に予想外に急落しました。

微妙な情勢でしたが、サポート帯(112円)に下支えされて、現在は114円の円安水準まで戻ってきました。

今後の見通しについて。

もともとの第一ターゲットである114円台後半くらいまではこのまま伸びることを期待したいです。

さらに言えば今回の反発局面において、最大117円まで伸びる可能性があると見ています。

 

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本邦のインターバンクディーラーの動きが鈍くなる時期が年に2回あります。

ひとつは銀行を含めて大方の企業が中間決算を迎える9月であり、もうひとつは期末決算を迎える3月です。

特に3月末の期末決算では、損益のブレを最小限に収めるよう主計から指示がきます。

普通であれば相場観に基づいて顧客からの注文をうまくさばいて、利益を上げるように心掛けているインターバンクディーラーも、9月と3月は顧客の注文をそのまますぐに電子ブローキングなどでカバーし、損益のブレを最小限に留めます。

しかし、この本邦のディーラーが9月と3月は動きが鈍ることは、海外ファンドや外資系銀行も良く知っていることで、それを逆手にとって、この時期に相場を一方向に動かそうとします。

3月期末は本決算のため、9月以上に損益をぶらさないよう指示されますので、本当にポジションが持てなくなっている目の前で、相場が一方向に動いてしまい、本邦勢はそれを指をくわえて見ているだけになります。

そのため、銀行により多少仕切る時間に違いはありますが、たとえば新年度となる3月31日の午後3時30分を超すと、しびれを切らした本邦勢がマーケットになだれ込んできます。

しかし、それは海外勢とってはいい利食い場となり、4月に入ると突っ込んだ本邦勢のポジション調整が集中することが多々ありますので、注意が必要です。
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ハインリッヒの法則について解説します

この法則はもともと労働災害の事例の統計を分析した結果、導き出されたものですが、トレーディングにも応用が利くと思われるので解説します。

ハインリッヒの法則は、1件の大きな事故・災害の陰には、29件の小さな事故・災害があり、さらにその陰には300件のヒヤリ・ハット(事故・災害には至らなかったが、ヒヤリとしたり、ハッとした事柄)があるというもので、1:29:300の法則とも言われています。

これを、トレーディングに当てはめてみますと、1トレードの大きな負けの陰には、29トレードの小さな負けがあり、さらにその陰には300トレードのヒヤリ・ハットがあるということだと思います。

つまり、大きな負けの発生は、あくまでも氷山の一角に過ぎず、その発生に至るまでにはいろいろなミスや、損切りをためらってしまいがちとか、損切っても熱くなって再度エントリーしてしまうことがあるといったトレーディングスタイル上の問題点が積み重ねられているということです。

大きな負けの発生を防ぐためには、日頃の細かいミスや不注意、その他の”火種”を見逃さずに、きちんと対策を講じることが必要です。

特に、「ヒヤリ・ハット」の段階では実際には負けていないため、どうしてもその対策は後回しになりがちです。

しかし、人間ドックのような予防医学と同じように、負ける前に自分自身のトレーディングスタイルの長所、短所を自己分析し、直すべき点は直しておくことが、結局は大きな負けを避けることにつながるのではないかと思います。

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昨日の為替相場は全体的に反落しました。

現在米ドル円は112円台後半の水準です。

現状、短期的にはひとまず底打ちして保ち合ったり反発しやすい状況に入っているとの認識です。

再度114円台へ向かって上昇する可能性は残されていると考えます。

ただ、反発の力があまりにも弱々しく、もう少ししっかり反発することを想定しているのですが、反発が中途半端に終わって崩れる場合、注意すべき水準は112円前後。

この112円台では下支えされやすいと考えますが、今週中に112円すら割り込むような展開になりますとまた下げ止まらずに、目先は110円~109円台突入も視野に入ってきます。

ユーロ円も昨日また大幅に反落しました。

現在は122円台の水準です。

2月だけで132円から122円へと、値幅10円も大幅下落しましたからさすがに、とまず下げ止まることを期待していましたが、状況は厳しいです。

下落目処は120円近く。

すなわち120円の大台を割れるかどうかといった水準が次なる節目になりやすいと考えます。

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