壁にして売るとは

「売りーオーダーを壁にして売る」という表現をすることがありますが、これはどういう意味かを、お話します。

お客様から大口の売りオーダーを預かると、ディーラーは、それを使って収益チャンスにしようとします。

具体的にはたとえば、.00(丁度)で売りオーダーを預かり、相場が上昇してくると、.00の手前の.90-.99近辺で、大口の売りオーダーの額を上限に、戻り売りをします。

売った後下がれば、ショートを買戻して利食い、また買いが上がってくると売って、下がったら買い戻すことを繰り返すと、結構な利益が上がります。

これができるのも、.00に売りオーダーがあるためで、もしも.00を上に抜けたとしても、.00で損失を確定できますので、リスクを最小限にしてトレーディングができるわけです。

これは、本来、大口の売りオーダーを持っている銀行ができることですが、オーダーを持っていない銀行も、.00に売りオーダーがあると聞きつければ、他の銀行が持つオーダーを壁にして売って、下がれば買い戻すということをします。

こうして売りオーダーを壁にして、売って下がったら買い戻すを繰り返していると、段々と下がらなくなり、結局上に抜けていくことが一般的です。

既に申し上げましたよう、売りオーダーを持っている銀行は、.00のオーダーで損失を確定出来ますが、オーダーを持っていない銀行は、.00が抜ければ必死に買い戻しますので、それによって値が飛ぶことが起きます。

これは、よくドル/円で見られるトレーディング手法で、特に.00や.50の手前では、こうした攻防が行われています。

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為替は昨夜も少し円高になりましたが、112円の水準を保っています。

一昨日、アメリカの物価上昇が弱まっていることや、当局が雇用情勢について強気な見通しを修正したことなどを受けてこの先の追加利上げについて、懐疑的な見方も少し出てきたことから113円台から112円台へと、少しドル安(円高)になりました。

ただ、円高になったといっても、昨日も書きましたように、強めのサポート帯である112円台(特に112円台前半)でしっかり円高の動きが食い止められている状況です。

現在のチャートの状況を確認します。
先週、それまで上値を抑制していた112円台後半の重要水準を上抜けたことで円安の流れがこのまま続くのではないかとの見方に傾きました。

しかし今週、上述のように、アメリカで少し変化が出てきたことで円安の流れが腰折れたような形になっています。
112円台前半まで下がってきた状態で、売買ジャッジを見ますと、現状なお112円台後半が抑制帯となっているため、この先また、円安の動きはその抑制帯(112円台後半)で抑えられやすいかもしれません。

一方、円高方向は、112円台前半にやや重要度の高いサポート帯が位置しています。
そう簡単には下抜けないのではないかと思われると同時に、もし、年内にその重要なサポート帯さえも下抜けるようなことがありますと、もしかすると平穏な年末年始を迎えることはできず、円高方向への動きが加速するなど、ちょっとした波乱が生じやすくなります。

米ドル円がそのように、ちょっと注意すべき状況であるのと同じように、ユーロ円も、もしかすると楽観できないかもしれません。
今年9月後半から、長らくレンジ相場(131円台後半~134円台前半)が続いてきました。もう3カ月も続いています。

今は132円台。
いつも通りレンジ内に収まっていますが、レンジの下限に接近しています。
今年のユーロ円は122~123円で始まりました。
もしも、このレンジから下方に崩れますと、その年始の水準へと大きくユーロ安・円高へ戻るくらいの大相場に発展する可能性があります。

最近ずっとこのようなこと(レンジを外れると大相場に発展する)と言い続けながら、結局、何事も起きず、レンジ相場が続いていますが、現状、相場エネルギーが相当蓄積されている状況ですので、油断しないようにしたいです。

今日のバイナリーの取引結果になります

3勝1敗 62500円でした!

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