ECBとFRB

ECBとFRBとでは、政策目標が異なっていることは、意外と知られていません。

ECBは、最優先の政策目標を物価安定にしているのに対して、FRBは物価安定と雇用の創出を2大目標としています。

つまり、ECBは、インフレ懸念があれば、景気が後退することも厭わず利上げします。

しかし、FRBは、物価の安定と同時に、雇用の創出つまり景気浮揚も両方ともしなければなりませんので、物価の安定ばかりを優先させて、金利を引き上げることはできません。

なぜ、ECBが物価の安定に、ここまでこだわっているのかと言いますと、もともとドイツが、第1次世界大戦後ハイパーインフレ(極度のインフレ)を経験したことによります。

そして、ハイパーインフレに立ち向かったのが独中銀であるブンデスバンクであり、インフレファイターと呼ばれました。

現在のECBには、ブンデスバンク出身者が強い勢力を持っているため、引き続き、インフレファイターとなっています。

したがって、ECBとFRBが優先する政策は異なることがあり、FRBのスタンスから見ると意外な局面でECBが金融政策の変更を行なうことがあります。

1987年10月19日にニューヨークで起きた株価の大暴落、いわゆるブラックマンデーのきっかけも、当時の西独ブンデスバンクが、インフレ抑制のために金融引き締めをしようとしたためでした。

これに対して、米政府が止めにかかったことから、米独の政策協調が損なわれ、ドル防衛のためにFRBは大幅に金利を引き上げるのではないかという不安心理が市場に広がったことによります。

このように、政策目標が異なることで、市場がパニックとなり、相場が動くことがありますので、特にECBとFRBの政策の違いはないか、注意しておく必要があります。

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為替は予想通り108円台で円高が止まりました。

為替については1月、次のように予想してきました。
「110円を割れて、1ドル=109円~108円へ円高が拡大する」
「もっと厳密に言えば、ズバリ108.6円あたりが円高ターゲットになる」

実際の米ドル円相場は、予想通り、先月下旬に110円を割れて、最安値は1月26日に記録した終値108.6円でした。
予想レート(108.6円)がドンピシャで当たりました。

円高予想(108円)が完璧に当たったことを受けて、先週は次のように判断しました。
「円高予想レート108.6円に到達しましたので、円高エネルギーは吐き出された」
先週もその通り、円高エネルギーが吐き出されたため、108円よりも円高が進むことはなく、円高予想レートに到達したあとの、典型的な反発が生じており、週末には110円を回復するに至りました。

先月は、円高予想がズバリ的中してFX取引で大儲けされた読者の方が多いと思います。

「すぐまた先月のように大儲けしたい!」と気持ちが高ぶっているかもしれませんが、現状、チャート分析の観点では新たなトレンドに入ったわけではなく、どちらかというと勝負しにくい場面、無理して勝負に出る場面でもないかなと思います。

一方、大きなトレンドに入っている可能性が高いのがユーロ円相場。
従来の横ばいのレンジ相場を脱け出して、上昇トレンドに入っているとの判断になります。
目先、139円くらいまでなら伸びる余地があるのではないかと見ています。

今日のバイナリーの取引結果になります

3勝1敗 62500円でした!

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